岩尾会頭より就任のご挨拶

2021年6月25日

香港日本人商工会議所

会頭 岩尾 聖士

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6月25日(金)に開催されました香港日本人商工会議所の年次定時総会、及びその後の臨時理事会におきまして、本年度の会頭を仰せつかりました丸紅の岩尾でございます。会員各社の皆様におかれましては、常日頃より、部会、講演会、セミナー等へのご参加、当会議所への貴重なご意見、アドバイス等を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

さて、2019年初より始まりましたCOVID-19 Pandemicは、既に1年半が経とうとしておりますが、デルタ型等の感染力の 強い変異種も発生し、収束する気配はありません。従来の米中対立も、貿易摩擦から宇宙圏における覇権争いに至るまで 拡大し、益々激化しております。After/With COVIDの時代は、先行きが見通せない不透明な状況が続いております。

 

香港に目を移しますと、デモ活動からCOVID-19と続いた中で、香港国家安全法施行から1年が経ち、また、中国国内、日本他海外との往来も規制され、消費は引続き低迷したままで厳しい経済環境が続いております。香港・日本双方に入出境の 規制があり、ご不便な生活を強いられている方も多くおられると思います。

 

このような環境下、第14次5ヶ年計画の重要項目である広東省9市(広州、深圳、佛山、東莞、恵州、中山、江門、珠海、  肇慶)と香港、マカオを一体経済圏とした大湾区発展計画は、ボーダーを挟んで異なる通貨、法制度を持った地域での、前例のない発展計画ですが、この大湾区の市場規模、ビジネス環境等を鑑みますと、香港には大きなビジネスチャンスが内在 していると考えます。

 

当商工会議所としては、今まで以上に「交流」、「発信」、「共有」の三つの機能を強化してまいります。

 

・交流につきましては、会員各社間の交流はもちろん、香港の各商会、及び、環境が整えば、大湾区内の各日本人商工会、政府機関等との交流を行いたいと考えております。

・発信につきましては、従来同様、生活の安全確保を第一とし、業界毎の課題・要望を集約し、総領事館経由日本政府、 または香港政府に積極的に要望を提出していきたいと思います。また、このような政治情勢下、日本のマスコミにも   リアルな香港情勢、ビジネス環境を発信し、ご理解頂く機会を持ちたいと思います。

・共有につきましては、理事会社だけではなく会員各社の皆様のご意見を共有し、皆様の英知を結集し、諸々の課題に  対してオールジャパンで対応していく所存です。

 

部会活動につきましては、対面でのリアルな活動の制限が続いておりますが、現在、部会執行部と正副会頭、総領事館、JETROと個別に協議会を実施し、各業界の現状、課題の把握に努めております。例年以上に部会活動との連携を密にして まいりますので、会員各社皆様の積極的な部会への参加をお願い致します。

 

正副会頭、理事ともども、香港の発展、並びに会員各社皆様の社業の発展に貢献してまいりたいと思っております。   お問合せ、ご意見、ご要望等がありましたら、遠慮なく事務局までご連絡下さい。

本年度もどうぞ宜しくお願い致します。

 

                                                    以上